嘉手納 即興演奏で小さな作曲家誕生!どんな風に弾きたい?誰のために弾きたい?
こんにちは!新垣里実です。
最近の沖縄はカタブイ(沖縄の方言で、ある一箇所だけ集中して降る局地的な雨のこと)が多いですね。
空模様が、はっきりと青空と雨雲に二分されていて潔さを感じます・・・。
今日は以前書いた7月22日の記事
音楽は優しい心や想像力も育みます!
の続きです。
いつもニコニコでピアノを楽しそうに弾く生徒さん。
大好きな仲間達を連れてきます。
その中でも一番のお友達、ウサギのぴょん!いつも一緒です。
ある時のレッスンで生徒さんが、ピアノをポンポンはじくようにいろんな音を弾き始めました!
もしかしてぴょんがジャンプしてるの?と聞くと・・・。
そう!とのこと。
今の弾き方、ぴょんが楽しそうにジャンプしてるみたいだったよ!
なら今度はこんな風に弾いてみたら?と様々な音を伝えてみると生徒さんはその通りにチャレンジ!
そこに伴奏を私がつけて即興の連弾曲になりました。
小さな作曲家の誕生です!
こんな風に自分の気持ちや思いを自由に表現できるのも音楽の楽しみの一つですよね。
よく楽譜で見る音の強弱を表すこの記号。
テキストではほとんど強くや大きく、弱くや小さくなどでしか書かれていませんが、曲によってどう表現するかは変わってきます。
ただ強く弾けばいいわけでもないし、小さけれればいいものでもありません。
なので私は生徒さんには大人子ども問わず、具体的なイメージを想像できるように言葉かけをしています。
ゾウさんが歩くような音でずっしり弾いてみよう!
と言って私がゾウが歩く真似をすることもあります。
〇〇がいい夢が見れるようにそーっと優しく弾いてみよう!
と私の演技が入ることもあります。
誰かのためにとなるとみんな本当に優しい音に変わります。
音楽は楽譜通り正確に弾けばいい、難しい曲が弾けることだけがすごいのではありません。
それはまるで機械が弾いてるようになってしまします。
その曲をどんな風に弾きたいか、どんな音で弾きたいか、その気持ちを持って弾けることがいいのです。
その気持ちがあると必ず聴いてる相手にも伝わります。
その表現練習の一環で歌ってもらうことも。
日頃から絵本などを読んだり、生活の中にある音や色彩に敏感になったりすることは音楽表現にもつながります。
ぜひ豊かな表現力を身につけて音楽を楽しんでもらいたいですね!
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